仕組みと対処方法について、以下をご確認ください。
■仕組み
WinClientのマウスカーソルの位置については、モニタの解像度と密接な関係があります。 弊社製KVMのWinClient/JavaClientはモニタの解像度からマウスの移動距離について計算し動作する仕組みとなっています。
■前提 ローカルコンソール(CN8000本体に接続したモニタ・キーボード・マウス)で操作をした時に問題なくマウス操作が出来るかをご確認ください。
■確認事項
・モニタの解像度 ・KVM本体 ・PC/サーバーにて認識しているモニタ解像度情報(EDID) ・WinClient/JavaClientにて認識している解像度
この4つの機器すべてに対して、認識している解像度を一致させる事でマウスカーソルの位置が正しく追跡できるようになります。 そのため、まずは各機器の認識している解像度情報が一致しているかご確認ください。 次に以下の設定が一致しているかご確認ください。
■流れ
- CN8000とケーブルで接続しているPCの解像度、リフレッシュレートがCN8000に対応しているかご確認下さい。(最大解像度は1,600×1,200@60Hz、CN8000Aは1920x1200@60Hzです)
- WindowsなどのOSの設定にて、ディスプレイのプロパティにてモニタの型番が表示されているかご確認ください。
- マウスのプロパティから「ポインタの精度を高める」のチェックを外してください(Windowsの場合)
リモートビュー(WinClient/JavaClient)で再度「ビデオ自動同期」を行い、「マウスの同期」を一度offにしてからonにしてください
■ディスプレイの情報が取得できない場合について
- モニタ
- CN8000
- PC
の順番で起動を行い、PCがモニタの解像度情報を取得できるようにしてください。 OSやビデオドライバが古いバージョンを使用している場合、取得更新が出来ない場合がございます。 その場合は、それぞれ最新版に更新し読み取れるかご確認ください。
■マウスエミュレーションモードを変える
・WinClient/JavaClientのツールバーにある「マウスの同期」を一度offにしてからonにしてください ・マウスエミュレーションモードをWinのほか、別のモードで改善されるか確認してください
・マウスエミュレーションモードを無効にしてください ・その後、WinClient/JavaClientのツールバーにある「マクロ」からMouse Adjust機能を有効にし、実行して改善されるかお試しください
■それでも解決しない場合
マウスカーソルモードを「シングル」にて変更しご利用ください。 キーボードの[F4][F5]キーの順番で押すと、シングルモードを解除できます。
|