レシーバーの「EDID」ボタンは、トランスミッターのEDID設定が「手動」のときだけ利用できる機能となります。
VE8900のシステム内に複数種類のモニタと接続している場合、組み合わせや設定によっては解像度が合わずに表示が出来ないケースがあった場合の回避策となります。
利用方法は以下の通りとなります。
1. トランスミッターのEDID設定を「手動」に設定する
2. 設定変更したトランスミッターとレシーバーのクロスポイントを合わせる
3. レシーバーのプレビューでトランスミッターと紐づけられたらレシーバーのメニューの「EDID」をクリックする
トランスミッターに接続されているPCなどの出力機器に、レシーバーに接続されているモニタのEDID(解像度情報)を読み直しをさせる機能です。
このEDIDボタンを押した直後は規格上、出力機器がEDIDを読み直すためHDMIケーブルの挿抜が発生したように瞬間的に黒画面が表示されます。
これによって、出力機器がモニタが対応する解像度に合わせて出力できるようになります。
ソース機器にWindowsを接続している場合、OS再起動やケーブル挿抜をしないとEDIDを読み込まないケースなどがございますため、ご注意ください。 |