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Subject :
	9番ピンがあるVGAケーブルを使用しないと映像が映らなくなることがある(VGA製品全般)

Description :
	現在CS82Uを使用しています。 VGAにてモニタ表示をしていた際，使用中にモニタ画面が暗転する現象があり調査したところ，御社のVGAケーブルの9番ピンが使用していないケーブルでした。そこで他社の9番ピンがあるケーブルに交換したところ、安定して画面が映るようになりました。どのような理由でこのようなことが起きることがあるのでしょうか?

Solution :
	モニター側の仕様による挙動の差と推測されます。この挙動については、VESA規格に準拠しているものの、VGA規格に準拠していないために発生しているものと思われます。 VGAの9番ピンについてはVESAでは+5vと規定されておりますが、VESA規格が後発で制定されたため、それまでに制定し、デファクトスタンダードとなったIBMが提唱したVGA規格では、9番ピンの規定はされておりませんでした。 VGA規格としては、9番ピンは製品によっては独自信号を実装されることも多く、機器の誤動作の原因となることが多かったことから、9番ピンが外されたものが多く販売されております。弊社から販売されているVGAケーブルなどもこれに倣い、9番ピンを意図的になくしたものを販売させて頂いております。弊社製KVM本体ははVESA、VGA規格共に対応できる製品づくりをさせて頂いておりますが、モニターが一般的なRGB信号またはHV信号の検出によるスタンバイ解除ではなく、 9番ピンによる電源供給だけをPCとの接続検出とする方法であれば、15ピン全て導通しているケーブルの利用が必須となります。また、この挙動はHDMIまたはHDCP対応のDVI-Dに近しいものでありモニターによっては、 VGAの接続が安定しない場合、それらの接続をすることで問題解決がされることがございます。 (2020年6月26日)

Related FAQ :
	DI & DO Mode
	Both HDMI and VGA port connected
	Can not open Java client through browser under MAC OS?
	Dead-zone
	HPE製Gen10サーバーと組み合わせた時に映像が出力されない(KVM製品)


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